2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

私の「メディア力」

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』で、山田ズーニー氏は 自分の言っていることを相手に理科視してもらうには、 内容の正確さや熱意などのほかに、 情報発信者としての「メディア力」が必要だと言っている。 「メディア力」がある人の言っていることは信…

「問い」を探す

先程の 『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(山田ズーニー) 「考えるスタートは、「問い」の発見だ。 問題が与えられたら、私たちはすぐ、「答え」を探そうとする。暗記と応用で 正解を出すことに慣れているからだ。でも、正解のない問題を自分で考えた…

「意見となぜ」

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(山田ズーニー)を買った。 ブックオフで見つけ、セールスを待って手に入れた。 エッセイなどの組み立て方の勉強になるハズ、という期待をもって。まだ読み終えていないのだが、読み始めた箇所に作文技術のヒントにな…

分かりやすく語る力

昨日、田坂広志氏の著作を買わなかったのに、家では田坂氏の在庫を再読した。 『プロフェッショナル進化論』。このブログでもすでに何回か取り上げている。 「「プロフェッショナル・フィールド」の戦略」という題目で、 4個の戦略を挙げている。2番目に「…

知識は時間とともに価値をなくす

昨日、ブックオフで¥500セールをしていた。 10:30に入店したのに、昨日狙いをつけていた、 プレゼンの本は無くなっていた。 プレゼン関係はあきらめ、松岡征剛氏の本を買った。本棚をジロジロ見回していると、田坂広志氏の本を見つけた。 田坂広志…

プチクリへの道

『プチクリ』(岡田斗司夫)を、図書館から借りた。 岡田氏は、プロのクリエイターになるよりも、 副業的なクリエイターや、片手間でやる表現行為に人生の活路を見出そうと説く。 表紙のサブタイトルにもなっているが 好きであることは、そのままで才能なの…

心の変遷を楽しむ

昨日は昼に帰宅して、すぐに食事をした。 午後は時間があったのに、テキトーに本を読んでいたら いつの間にか夕方になり、買い物に行って帰ってきたら もうジムに行く時間。結局、昨日のうちにブログ更新できなかった。 日中、ちゃんとネタ仕入れてをしてい…

プレゼンにおける資料の位置づけ

『採用される!提案書・企画書の書き方』(富田眞司氏)を購入した。 題名の通り、企画書などの書き方マニュアルである。 企画書のフォーマットが何通りか掲載されていたので、¥450に抵抗があったが、 買ってみた。 帰宅して、パラパラと、太字で書いて…

作文の勉強

昨日、『理解という名の愛がほしい』(山田ズーニー)を買った。 ブックオフで105円。 著者は、「ほぼ日」で『おとなの小論文教室』を開いている女性で、 エッセイは面白い。 読者からのメールを掲載して、それにまつわる経験などが読みやすい。。 この本…

絶え間なく変化する感性

『ビジネス脳を磨く』(小阪裕司)を買った。 久々に読んだ小坂裕司氏の著書。この新書は一年くらい前、小坂裕司氏にはまっていたとき、本屋でみつけたが、買わなかった。 相変わらず、小坂氏の言うことには何の抵抗もなく納得させられる。 今、この本を読ん…

私の「道」

今日も『ビジネス脳を磨く』から。小阪裕司氏は、感性社会を生き抜くのに必要なのは、「道」だと言う。「道」には、哲学、ミッション、使命、ライフワークなどを含む。「道」を探すには動くこと。動き、考え、また動いていけば そこに道は現れてくる。そして…

すべてはコミュニケーション

『ひとつ上のプレゼン。』の中で、大貫卓也氏は、 「すべてはコミュニケーション」という題で、寄稿している。大貫氏は、『ほぼ日』の、佐藤可士和氏と糸井重里氏との対談で知った人物だ。 博報堂社員から独立したアートディレークターという肩書き。 大貫氏…

ビジネスにおける「クリエイティブ」

『インターネット的』(糸井重里)より、 人と人とは、そんなに簡単にわかりあえるものではない、 ということは、コミュニケーションを考えるうえで、 とても大事なことです。 なのに、簡単にわかったつもりでまとめないと 前に進めないからという理由で、 …

感動ソフトと行動ソフト

昨日書いた、くらたまなぶの著書『「創刊男」の仕事術』に載っていた。どんなメディアでも、盛り込まれるソフトは次の二つに集約できる。 「感動ソフト(エンターテイメント)」 メディアに接したユーザーは心を動かす。 「行動ソフト(アクション)」 メデ…

相手は自分と違う

コーチングのホームページ『Coach's VIEW』(http://www.coach.co.jp)に こんな記事が載っていた。 「国際コーチ連盟(本社アメリカ)が開催したコーチ年次大会や、 英語による新しいトレーニングを通じて、 「相手は自分と同じ」ではなく、「基本的に相手は…

アンケートではわからないココロの内側

『「R25」のつくりかた』にて著者の藤井大輔氏は、リサーチデータですべてが見えたりしないと述べている。「定量調査のデータ分析は重要なのですが、どうも僕にとっては、コンセプトやアイデアを考えることに直結しないことが多い。要は「マーケットは見…

「だって、空いているじゃないですか」

『「R25」のつくりかた』(藤井大輔)を読んだ。これは、リクルート社員である著者が、フリーペーパー「R25」創刊時の苦労話を綴った本だ。最近私が読むビジネス本は、マーケティングに対して批判的な立場のものが多かった。世の中のニーズを追いかけ…

早く成功なり、失敗なりをして「何度でも試す」

『インターネット的』(糸井重里)を再読した。「「やりたければやる」「選びたいものがあったら、もっといいものを待つよりも、すぐにやる」というのがインターネット的なのではないかと考えています。網羅的でもなく、情報選択の幅を狭く限定するのでもな…

消費のクリエイティブ

今日も『インターネット的』(糸井重里)より。糸井氏は、「消費のクリエイティブ」が大事だと言う。今まで、「クリエイティブ」というと、生産の現場でしか言われなかった。でも、これからの社会では、ハッキリことばにできなくても「自分のしたいこと」「…

リストラされたエンジニアの転職

昨日、NHKのドキュメンタリー番組『追跡! AtoZ (日本の”頭脳”はどこへ行く)』を見た。 日本の大手電機メーカーをリストラされた人たちが、中国電機メーカー(ハイアール)に転職している現状のレポートだった。何を問題としているのか良くわからない…

仕事とは自分を誇示する手段ではない

『自分の仕事をつくる』(西村佳哲)より「人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを、つねに捜し求めている生き物だと思う。そして、それが足りなくなると、どんどん元気がなくなり、時には精神のバランスを崩してしまう。 …

グチから起こす、マーケティング

『創刊男の仕事術』(くらたまなぶ)から抜粋。「リクルート社内の女性から話を聞いて、共通しているのは「もっと私は活躍したい」ということだったそうだ。そして、”活躍したい”願望を語る内容でも、人によってしゃべり方は二通りに分かれたという。 「夢派…

『ゆらぐ脳』(池谷裕二・木村俊介)より、「私が「イメージング」(脳の活動を撮影する研究の方法)に手ごたえを感じているのも、「伝える説得力」の強さにあるのです。イメージングは、顕微鏡の機能の進歩のおかげで、今、花形の分野のひとつではあるけれ…

科学者のプレゼンテーション能力

『ゆらぐ脳』(池谷裕二・木村俊介)の中で、池谷氏は、 「科学者の仕事でとくに大切なのは、プレゼンテーション能力じゃないかなぁ。 世界共通の言葉で他人に伝えられなければ、科学の「分かる」にはなりません。論文を発表できなけば、科学の発見にはなら…

デザインの役目

今日も『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』より。 「以前、コラムニストの天野祐吉さんと対談した際に、「外見と中身を分けて考えている人がいるが、外見は中身の一番外側の中身なんです」とおっしゃっていましたが、これは、デザインの本質を突いた言…

コンテンツからコンテクストへ

『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』の中で、コンテンツについて佐藤が触れている。 「最近特に実感しているのが、”コンテンツからコンテクストを作る”ことの重要性です。コンテンツは個々の内容、コンテクストはそれらがつながった文脈と言うことにな…

存在するということ

今日も、梅棹忠夫の著作より。梅棹が、「存在そのものが情報である。」と言っている。 つまり、ものが存在すれば何もそれだけで情報であるということだ。これは、無機質な物体でも、有機質な物体でも当てはまることになる。 梅棹が言うことを突き詰めた場合…

梅棹忠夫『情報の文明学』より「農業社会においては、缶づめのあき缶などの金属の断片や、ガラス瓶やプラスチック製品などのとるにたらぬ器物さえも、その生産手段をもたぬ人たちには、まるで宝もののようにみえたのであった。 農業社会での工業製品の漸次的…

コミュニケーション能力について

11/2に書いた『イメージとマネージ』の本の中で、平尾氏は、 「チームコーチは、コミュニケーション能力に長けていないといけない」 というようなことを言っていた。 また、11/3の記事に載せた『指一本の執念が勝負を決める』の 著者,冨山和彦氏も、会社の経…

人間観察を書く

さっきの記事で 「俯瞰的に見たり、小人になったり、そのような視点で物事を観察する」 と、書いた。 仕事にどう応用しようかイメージを練っていた。 遺言書の語り口で、人間観察を書けないであろうか。 少々突飛ではあるが、このくらいしないと 人を引き付…