「問い」を探す
先程の
『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(山田ズーニー)
「考えるスタートは、「問い」の発見だ。
問題が与えられたら、私たちはすぐ、「答え」を探そうとする。暗記と応用で
正解を出すことに慣れているからだ。でも、正解のない問題を自分で考えたい
なら、まず、「問い」を探すことだ。」
の一文で、似たようなことを言っている文を最近読んだな〜と思い、
調べてみた。
『プロフェッショナル進化論』で田坂広志氏は、
「現代は、「答えの無い問題」に直面する時代で、・・・
単なる「論理思考」や「専門知識」だけでは、正しい答えを見出すことがで
きない。
むしろ、多くの草の根の人々が抱いている「言葉を超えた感覚」や「言葉で
表せない知恵」が、正しい答えの方向を教えてくれる場合が増えている。」
『インターネット的』(糸井重里)より
「おおぜいの人にとって、答えの出にくい問題についてしつこく考える機会は
、だんだんとなくなる傾向にあるようです。
・
これからは、「問題がおきたらそれについて、考える」ことを、開発コスト
として計算に入れておくことが大事なのではないでしょうか。」
糸井氏がどこかで、
「答えを探すより、問題を探すほうが難しい」と述べていたが
どの著作(または対談)だったか、わからなかった。
問題勃発を待ってから対応するのではなく、身の回りに潜んでいる、または気づかないままの事柄を考える癖をつけなければいけない。