2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

たぶん、二人とも正しいのだと思うのだけれど....

『絶対こうなる!日本経済』を読み終わった。 「2時間でいまがわかる!」ってサブタイトルが付いていたけれど、 2時間で読み終わってしまう本であった。 田原氏が責任編集をしているから、文体が軽くなるのはわかっていた。 内容が簡単だとは言わない。 竹…

一瞬にしてガラリと変化してしまった世の中

5月が明日で終わろうとしている。 あとひと月で、今年も折り返し地点。 3月11日の大震災で、世の中がガラリと変わってしまった。 被災者に対して何にもできない自分がもどかしい。 避難生活がTVで見るたびに、ただただ胸が痛むばかりで、 かといって、…

進む方向を教えてくれた

最近、『ほぼ日』からの引用を使うことが少なくなった。 収められている全部の文章を読んでないけれど、 興味のある分野、気になったテーマはほとんど読み尽くした感がある。「面白そう」と感じて読み始めても、 「あれ、ちょっとちがうな」ってなって、 最…

学者ってのは...

『絶対こうなる!日本経済』の中で、 竹中氏が島精機製作所という会社を取り上げている。 島精機製作所は、ニットマシンで世界一のシェアを誇る会社だそうだ。 竹中氏は、この会社のシステムを褒めている。 榊原氏は、ユニクロの生産システムを持ち上げてい…

エリートに対するヒガミ

『絶対こうなる!日本経済』という、 榊原英資氏と竹中平蔵氏の対談を田原総一郎氏が司会でまとめた本を 通勤の電車の中で読み始めた。 初版が2010年6月だから、約1年前に出版された本だ。 対談自体がいつ行なわれたのかわからないけれど、去年の春頃…

時間を細かく割る技術

昨日ブックオフで 『合気道とラグビーを貫くもの』(内田樹 平尾剛)を見つけ、購入した。 まだ読み始めたばかりだが、結構面白い。 ラグビーで颯爽と相手を抜き去りトライする選手は、 時間を先取りする「スキャン力」があるという。 トライした時の映像が…

原発の父

今週の『TVタックル』は石川迪夫という原発の専門家が出演した。 番組では、阿川佐和子氏が石川氏を「原発の父」と紹介していた。 原発を推進した人間だから、原発そのものについては危険性はない、 と断言していた。 専門家なので言っていることに説得力…

「経済的合理性」だけを追求して成功した人間

中部電力の原発推進CMに出演していたことで、 経済評論家の勝間和代氏が、バッシングされているらしい。 勝間氏は、福島第一原発の事故後も、 原発を擁護するような発言をしたという記事の見出しを読んだけれど、 中身をキチンと読んでいないので、コメン…

困難を有利に

録画してあった『グラン・ジュテ』を見た。 『碁的』というフリーペーパーを発行した女性を取り上げていた。 大学卒業後、大手建設会社に勤め、事務作業をしていたが、 言われたことをこなすだけの毎日に、やりがいを感じていなかった。 会社の中ではやりが…

どしゃ降りのオークス

今日はオークスの日。 あいにく仕事だったので、NHKとフジの両方とも録画しておいた。 レース直前に雨足が強くなって、「こりゃ府中まで出かけていたら、大変だったな」 なんて、再生画面を見て思った。 結果は、後藤の騎乗したエリンコートが優勝したん…

内田樹氏の著作を手にして

『下流志向』という、内田樹氏の本を数日前に買った。 以前からブックオフで本を漁っているときに 内田氏の名前は、見かけてはいたのだが、 どんな人なのかは知らなかった。 今年の伊丹十三賞を受賞したということを『ほぼ日』で知ったので、 ブックオフの1…

ジメッとしていて気持ち悪い

一昨日あたりから、暑くなってきた。 天気予報で、温度や湿度はいちいちチェックしていないけれど、 暑さに比例して、ここのところジメッとしていて気持ち悪い。 冷房を付ければ、気持ち悪いのは改善されると思うのだけれど、 電力事情により、今はどこ行っ…

引越し先のフィットネスクラブ

引越し先の近くに、フィットネスクラブが2つある。 コナミとティップネスなのだが、ネットで比べてみた。 比較するに当たって、自分の要望などをまとめてみる。 1.値段は安い方がいい。(入会金も含めて) 2.ナイト会員種別を募集しているか? 3.チェ…

TOTO再結成に想うこと

今日もネタがない。 夜遅く帰宅してTV点けたら、NHK『SONGS』をやっていた。「TOTO特集」。 番組は、最後の曲を紹介していて、かかったのは「Africa」。 なつかしいなぁ。 TOTOについては、7枚目のアルバム『SEVETH ONE』…

ネタがなくても書かなければならない

夜8時過ぎに帰宅して、そのままフィットネスクラブに行ってしまったのので、 夜、日付が変わる頃にパソコンの電源を入れた。 日課となっている『ほぼ日』の、糸井氏のコラムだけ読んでおいて、 他の記事はあとでまとめて詠むことにする。 メールチェックや…

「都合のいい」「便利な」から抜け出すには?

糸井氏が、クリエイティブについて10年以上前に語っている。 明治以後の日本は、 『まちがいのない正確なもの』を作ろうとして 一生懸命頑張ってきましたが、でも、 本当に人の心が動くところは、違う場所にあるように感じます。 『安くていいものだから買…

ブックオフのセール待ち

昨日、引越し先の近くのブックオフをのぞいたら を1000円で売っていた。以前、姉妹本の『ひとつ上のプレゼン』に感動したので、 この本もほしいと、ずっとずっと思っていたのだけれど、 いざ目の当たりにしてみると、1000円という値段にしり込みする…

予定がない

昨日は、午後から引越し先の部屋を見に行って、その後会合に出た。 自転車で回って、帰ってきたのが8時半ころ。 フィットネスクラブにお風呂だけ、と思っていたが、 TVを見るうちに、うたた寝をしてしまった。 TVついたままリビングに寝ていて、夜中に…

熱い想いが人を突き動かす

昨日、小阪裕司氏の言っていることで、 「 ミッション→コンセプト→しくみ→かたち 」 というキーワードをピックアップしたけれど、 ちょうどそのパターンで活躍している女性を、テレビで見た。 NHKの『グラン・ジュテ』で紹介された、料理研究家・阪下千恵…

ミッション→コンセプト→しくみ→かたち

『ワクワクするビジネスに「不況」はない』(小阪裕司)を読んだ。 小阪氏の著書を購入したのは、何ヶ月ぶりだろう。 初めて見た表紙だったので、最近の著作かと思ったら、 初版発行が1997年12月になっている。 インターネットの出始め、まだ皆がダイ…

褒める

人のことを褒めるって素晴らしいことだけれど、勘違いしている人がいる。 褒めたい対象となる人とは別の、その場にいない人をけなして、 「それに比べてあなたは、・・・」という、 誰か別人の地位を低くすることで、 相対的に相手の立場を持ち上げるという…

すき間を補ってもらう

昨日のNHK『Deep people』は、女性演歌歌手だった。 演歌の特徴「コブシ」の漢字は、「拳」ではなく「小節」だと初めて知った。 3人が話す中で、自分の仕事にもヒントになりそうな会話があった。 小林幸子さんが若い頃、歌の先生に、 「もっとザックリと…

コンセプトって理屈じゃない

イラストレーターの大橋歩さんが、糸井氏との対談で、 自分のスタイルを模索していたデビュー前の若い頃を話している。 大橋 勉強中の頃は、 あ、もうこうやって山口はるみさんみたいに描いていけば、 いつかはイラストレーターになれるなあと思ってたんです…

異世界の光琳寺

昨日、光琳寺に初めて行った。 傾斜地に墓地が作られているせいか、すごく奥ゆかしく感じる。 都心とは思えない神秘な場所だ。 区画整理して墓地を細かく分譲していないので、 敷石がないところも歩かなければならない。 歴史のある古いお寺だから、 何世代…

気づかれたら負け

糸井氏が、慶応大学の学生が作成したコンテンツの発表を受けて、 一言述べている。 前回のときに、僕がちょっと厳しめに言ったのは 戦略的になり過ぎるなってことで。 つまり「言葉にしやすい戦略」なんて、ぜんぶ役に立たないんですよね。 でも、学校の授業…

「分ける」と「つなぐ」

世の中の職業を、自分なりの観点で分類してみる作業、 いつもある段階で立ち止まってしまう。 世間一般の分類方法と似たような分け方しかできない。 分けた後につなぎ変えようとしても、つなぐ紐の「言い訳」を探している。 やっぱり、新しい切り口を見つけ…

タイトルや小見出し

慶応大学のゼミ生が「ほぼ日」に訪問したとき、 リード文や小見出しの書き方についての質問があった。 その時の返答が、文章を書くときの心構えとして、大変参考にになることばだった。 文章を読んだ結果、好きになってもらわないと、非常にこまるんです。 …

情報が感動に変わるとき

太田光氏が『福祉国家の挑戦』について、糸井氏との対談で感想を述べている。 スウェーデンって国自体のことを淡々と語ってるだけで ドラマティック、みたいな感じで。かなりビックリしたんですよ。 たんに知識として仕入れようと思って読み始めた本が、 物…

「消費系」と「感動系」

昨日と同じ記事から、糸井氏の発言。 社会が便利になって、電子レンジや洗濯機が、 ぼくたちに、余った時間を生んでくれました。 そんな中で、今、一番買えないものというのは、 たぶん『充実した時間』になるんだと思います。 今、いろいろな人にとっての一…

「お客さんを単にお金を運ぶ人間としか見ていない」マーケティング本

糸井氏が、クリエイティブについて語っている昔の特集を読んだ。 2000年の記事だから、もう10年以上前の発言だ。 作ることに関して一番面白いのは、 何かを一人だけで思いつくのではなくて、 『俺、これ欲しいよなあ』と思えるものを、 みんな考えてゆ…