作文の勉強

昨日、『理解という名の愛がほしい』(山田ズーニー)を買った。
ブックオフで105円。


著者は、「ほぼ日」で『おとなの小論文教室』を開いている女性で、
エッセイは面白い。
読者からのメールを掲載して、それにまつわる経験などが読みやすい。。


この本は、文章作成の勉強のために購入した。


キッカケは、このブログ。
約一ヶ月間、毎日更新してきたが、
自分の作文能力のないことを、つくづく思い知らされてきた。


はじめる前は、ネタ切れを心配していた。
しかし、読書感想を中心に書いているので、ネタは意外と尽きない。
毎日、必ず一冊読破、などというノルマを課していないのもいいのだろう。
理解できない本を読むという苦痛を味わうこともない。


だが、文章を書くのにどうしても時間がかかる。
思いついたことばをポンポンポンとパソコンで打ち込んで、
それをつなげて文章の形にしようとしているからか、
個々の文で、主語と述語が滅茶苦茶。

また、出来上がった文章を読んでみると、
最初の文から最後までつながっていないことが多い。

書き終わってすぐ読むときは、書いているときの”思い”がわかっているから
つながっていない箇所を、頭の中で修復することができるが、
日数が経ってから読むと、何を言っているのかわからない文もある。
自分が書いたのに、理解に苦しむ。

  ・順を追って書いていないから、説明がわからない。
  ・何の説明もなく、視点があっちこっとと飛んでいる。
  ・データとかをしっかり調べていないから、
   曖昧な説明でごまかそうとしている。


このブログは、主義主張を述べて、読者に何かを問う場ではないので、
正確性や速報性などは必要とはしていないが、
読み物としての体裁は整えておきたい。


だから、『理解という名の愛がほしい』では、内容を楽しまないで
接続詞などに印をつけながら読んでいる。


分析が正しいかどうかはわからないが、
こういう勉強を試してみるのも面白い。


山田ズーニーさんの別の著作、『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
を、大杉のブックオフでみつけたが、750円なので買わなかった。


でも、一月もしないうちに買いにいくと思う。