2010-01-01から1年間の記事一覧

イメージ、って何なんだろう。

『経済ってそういうことだったのか会議』(佐藤雅彦・竹中平蔵)で、 起業について語っている。 起業というと、ベンチャーがすずに出てくる。 日本のベンチャーのハシリとして、 矢内廣氏の「ぴあ」や澤田秀雄氏の「H・I・S」を取り上げた。 佐藤氏は、H…

物質的空間、情報空間、思考空間の整理

本を整理したのは、『佐藤可士和の超整理術』を再読したのがキッカケだった。 もちろん、年末、といのもあるけれど。。。。。 佐藤可士和氏は、複数のプロジェクトをこなすためには、 整理整頓が欠かせないという。 常に、物質的空間、情報空間、思考空間を…

『ひとつ上のプレゼン。』って贅沢

昨日の記事で、 本を整理したらプレゼン関係の本が残った旨を書いた。 そのとき、『ひとつ上のプレゼン。』が目に留まったので、 パラパラめくった。 大貫卓也氏の項はもちろんだが、岡康道氏や多田琢氏、佐々木宏氏の項も読んだ。 岡康道氏や多田琢氏、佐々…

本を整理して

年末ということで、 キッチンに積み上げた本の山を整理しだしてみた。 まずは、捨てる本の選別。 捨てるって言っても、ブックオフに持ち込むんだけれど。 もう1年以上、本棚から取り出していない本がたくさんある。 永久保存版というわけではないのだけれど…

まずビジョン

坂田耕氏と大貫卓也氏の、CMについての対談 (http://www.acc-cm.or.jp/kaiho/105/16taidan/index.html) を読んだ。1,2ケ月前にも、大貫卓也氏というCM作成者の名前を知ったとき、 検索かけたら、ヒットしたページだ。 今回、佐藤雅彦氏と島森路子氏…

「『停滞』に揺さぶりをかける

昨日、山田ズーニー氏の著作について、 出会ったときほどの感動を感じなくなっている、と書いた。 田坂広志氏についても同様だ。 最初に出会った田坂氏のことば 「世間の知識業のほとんどは、知識流通の中間業者。中間業者は死に絶える。」 が衝撃的だったの…

熱しやすく冷めやすい性格

『おとなの小論文教室。』(山田ズーニー)、そろそろ読み終わりそう。 この本が欲しい、欲しい、って心にねだっていたときは、 『あなたの話はなぜ「通じない」のか』のような、 作文の指南書を期待していた。 しかし、読んでみたらエッセイ集。 それなりに…

仕事の彼方に何を見つめるか

『未来を拓く君たちへ』(田坂広志)を久々にパラパラ捲った。 石切職人の寓話の箇所に出くわした。 田坂氏の別の書籍でも書いてあるのを読んだことがある。 田坂氏と出くわす前にも、誰かが取り上げていたのを読んでいた。 もう何回も聞いているはなしだか…

自分の頭の中を整理整頓する

『佐藤雅彦全仕事』に、島森路子氏とのインタビューが載っている。 佐藤氏が一番好きなことばは「整理整頓」なのだと言う。 「 なにか面白いものがあったとして、なぜそれが面白いのかは、整理整頓されて初めて わかるものでしょう。そんなときに僕がしてい…

『ノルウェイの森』を観て

昨日、映画『ノルウェイの森』を観た。 映像はきれいだった。 外国人が監督をやると、日本の風景がこんな風に撮れるんだなあ、 って感心してしまった。 独特の色のぼかし方。 日本人も色をぼかすのが好きだったりするが、味付けがちがうのが新鮮に映った。 …

同年代に対するジェラシーか?

『ことばに出会う』(島森路子)は、佐藤雅彦氏とのインタビューが載っていたので借りてきた本。 他にいろいろな業界人との対談が載っている。 とんねるずと爆笑問題の章を読もうと何回かチャレンジしたが、ダメだった。 年齢が近いせいだろうか? とにかく…

時間は意識の流れ

図書館から借りてきた『ことばに出会う』(島森路子)の 横尾忠則氏との対談の章を読んだ。その中で、面白い発言があった。 対談は、1997年6月。 忙しい中で創作活動をしていると、自分の表現したい主体の部分がなくなってしまって 考えなくなる。考え…

情報の送り手として

以前見た、NHKの『プロフェッショナル』で取り上げていた グラフィックデザイナーの佐藤卓氏について、検索をしたところ、 『ほぼ日』に過去、出演していたことを知った。 「かわいいマンガ、ここにあります」というタイトルで、 たかしまてつを氏、佐藤…

リスクを恐れる

『佐藤雅彦全仕事』が、自宅ポストに届いていた。 アマゾンで買った中古本だ。 最近読む、いろんな本でこの本が引用されているので、 気になって図書館のオンライン検索をしたら、ナシ。 絶版にっているので、中古で調べたら、最低1260円から。 最近、ブ…

表現の体力

昨日紹介した、 『おとなの進路教室。』(山田ズーニー氏)の「立脚点」の章で、 山田氏の友達が、ドキュメンタリー映画を撮ったことを書いている。 その友達は、映画にはまるっきりの素人。 相談を受けたとき、山田氏は一蹴してしまったそうだ。 しかし、実…

立脚点

『おとなの進路教室。』(山田ズーニー氏)の「立脚点」の章を読んいたら、 自分のことを言われているような記述が載っていた。 宮崎の高校生と、東京の高校生で、講演のあとの質問がちがうと言う。 宮崎の高校生は、自分の経験や実感から沸いた疑問を発して…

極論

『ぼくたちの洗脳社会』(岡田斗司夫)、何回読んでも面白い。 文庫本を図書館から借りたまま、更新し続けている。 いっそのこと、中古をアマゾンで購入しようかと思い、検索したら ハードカバーで1000円、文庫本で500円から売りに出されていた。 手…

「ギョーカイ的スペック」を凌ぐイメージを植えつける

このブログを書くにあたって、ネタ探しをしようと、 昨晩『ことばに出会う』(島森路子)の、 横尾忠則氏とかとのとインタビューを読み始めたのだが、 ブログネタに結び付けられない感じだったので、すぐにやめた。 積んである本の山にも、宝のありそうな本…

次の展開を想像する

『ことばに出会う』(島森路子)で、是枝裕和氏の章を読んだ。 是枝裕和氏の名前は初めて知った。 1962生まれの「誰も知らない」などの映画監督。 「誰も知らない」は、題名だけしか知らなかった。 1962生まれということは、私と同年代だ。 フジテレ…

才能のちがい

『ことばに出会う』(島森路子)を図書館から借りてきた。 著者検索機能で、「佐藤雅彦」と入力して引っ掛かった。 島森氏と、業界著名人とのインタビュー集だ。 佐藤雅彦氏の章を読んだら、生まれ田持った才能のちがいを感じた。 佐藤氏は今、慶応大学藤沢…

消費者の発していることばを拾う

久々に『TOBYO開発ブログ』を覗いた。 ここの責任者、三宅氏の文章のような説得力のあるブログを発したい、 と思っているが、全然、氏の足元に及ばない。 「生まれつき」と言ったら、自分を生んでくれた親に申し訳ないから言わないが、 根本的に、人間…

ゲームという餌付け

ゲーム業界の開発競争の続き。 カナダには、ゲーム評価を業務として請け負っている会社がある。 ここでは、手練のゲームプレーヤーを大勢雇って日中ずっと 持ち込まれた発売前のゲームをさせている。 ゲーム中のプレーヤーの表情を観察したり、実際に操作し…

行動力を保つ源

日曜のNHKスペシャルは、ゲーム業界の開発競争を取り上げていた。 何年か前までは、ゲームといえば日本の独壇場だった。 しかし、国際間競争が激しくなり、 もはやゲームは日本のお家芸というものではないらしい。 アメリカでは、ゲーム開発ツールを作成…

曖昧な記憶を引き出して

ブログの題材は、どうしても本が中心になる。 毎日必ず一冊読破している訳ではないので、読後感想文に特化したブログにはなれない。 本の全体ではなく、感銘を受けた箇所や気になる箇所を取り上げていれば、 一冊の本で何回もダシを取れるのだが、 ほんの数…

自分自身のコンテンツを探して

『「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み』(岩崎明彦)を読んだ。 映画「フラガール」は、「シネカノン・ファンド第1号」という映画ファンドを利用して 資金調達した映画だったそうだ。 ファンドの運営などについては、難しい言葉の連続で、ま…

クリエイターになろう

昨日の『ボクらの時代』(フジテレビ)は、 五木寛之 × 北方謙三 × 宮部みゆき の作家3人。 3人とも賞選考委員の経験があって、そのことが話題だった。 番組の最後に、五木氏が、 これからの時代、電子書籍とかも出てきたことだし、 誰でも小説を書けばい…

著者の言ったとおりになったのか判断してみる

先日、船橋市場前のブックオフに寄ったとき、 『これかた日本市場で何が起こるのか』(田坂広志)を105円で買った。 ここのところ、田坂氏の古い著作を105円で続けて買っている。 ・『これから市場戦略はどう変わるのか』 ・『これから働き方はどう変…

クリエイティブな職業とは

今日も『企画書は1行』(野路秩嘉)から。 ル・マンジュ・トゥのオーナーシェフ、谷昇氏のことば。 「 私がシェフになった時、シェ・イノの井上(旭)さんからアドバイスをいただきま した。『料理長たる人間はオードブル、魚、肉それぞれ一品ずつでいいか…

「見せる」という行為

『企画書は1行』(野路秩嘉)の中で、旭山動物園のことを取り上げていた。 旭山動物園といえば、動物の行動展示で有名だ。 その行動展示をすることになったキッカケのような話が載っていた。 動物園にまだ閑古鳥が鳴いている頃、 飼育係の人たちが、それぞ…

ムダな出費

昨日立ち寄った市川市鬼高の古本屋、古本市場で、 『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(山田ズーニー)が 105円の棚に並んでいた。 先月、大杉のブックオフで、500円で買った本だ。 そのときは、700円で販売していたのを、 セールを待って500…