プチクリへの道

プチクリ』(岡田斗司夫)を、図書館から借りた。


岡田氏は、プロのクリエイターになるよりも、
副業的なクリエイターや、片手間でやる表現行為に人生の活路を見出そうと説く。


表紙のサブタイトルにもなっているが
好きであることは、そのままで才能なのであると言う。

そして、自分が何を好きなのか、
趣味はどんなものがあるのか、書き出してみること
好きでないことも、書き出してみることを勧めている。


自分自身について、もっと知ること、気づくことがまず大事。


そこから、クリエイトに結びつくことを拾い出す。
クリエイトとは、表現することである。

書き出した「好きなこと」「趣味」そのままだと、
クリエイトにならない事柄も多い。
特定の雑貨収集をしているだけだと、個人の趣味の領域から出ない。
しかし、他の「好きなこと」と組み合わせることによって、
クリエイト作業ができてしまうことが多いと言う。

この、組み合わせのアイデアを練ることそのものも、
クリエイト作業なのだろう。


岡田氏の説によれば
「クリエイターになるのに必要なのは、才能ではなく、表現力」である。
そして、

   「 表現力 = 才能 × コントロール力 」


であり、才能は人による差はあまりないが、
コントロール力の個人差については、格段のちがいが存在すると言う。


コントロール力を磨くのは、継続。できるかぎり、毎日続けること。


ことばにして書いてあったわけではないが、
「好きだったら毎日続けることも苦でない筈」と述べているように感じた。


今の自分に、コントロール力が足りないのは、前々から自覚していたが、
やっぱり継続することが必要なんだなぁ....


このブログを毎日更新しているのは、
毎日文章を書く癖をつけたいという一念からだったのだけど、
まだ、物書きとしてアマチュア感覚が抜けない。劣等感も根強い。
道はまだまだ遠い。