感動ソフトと行動ソフト

昨日書いた、くらたまなぶの著書『「創刊男」の仕事術』に載っていた。

どんなメディアでも、盛り込まれるソフトは次の二つに集約できる。
「感動ソフト(エンターテイメント)」
     メディアに接したユーザーは心を動かす。
「行動ソフト(アクション)」
     メディアに接したユーザーは体を動かす。


くらた氏の分析では、新聞やTVは前者で、リクルートは後者だという。


昨今、ちまたに出回っているマーケティング論は、
ほとんどが前者の感動ソフトだ。もしくは、何の意識もないごちゃごちゃタイプ。


私も、昨日の記事では、そこらへんの区別をしないで
勝手に自分の意見を論じていた。


前者の感動ソフトは、最近ちょっっと食用気味。
でも、後者の行動ソフトのパターンを戦略として選択するならば、
網羅的な情報を要求される。また、情報は常に更新が必要だ。
それに対して、感動ソフトは、情報自体は少ないままで始めて、
ひとつひとつ積み上げていく方法をとることができる。

ただし、ユーザーを感動させる真摯な態度とか、熱い情熱を
常に持っていることを要求される。