絶え間なく変化する感性

『ビジネス脳を磨く』(小阪裕司)を買った。
久々に読んだ小坂裕司氏の著書。この新書は一年くらい前、小坂裕司氏にはまっていたとき、本屋でみつけたが、買わなかった。


相変わらず、小坂氏の言うことには何の抵抗もなく納得させられる。
今、この本を読んでよかったなと思う。一年前に読んでいたら、知ったかぶりになってしまっていただろう。
今だって、わかっていない。でも、「わかっていない」ということを自覚できる。


小阪氏は言う。
現在は、感性社会である。感性社会では、目の前にある「結果」ではなく、その結果にいたる「思考のプロセス」が重要なのだと。

結果ばかりを求めるのは、工業社会の古い思考フレームのままである。


そして、感性は絶え間なく変化する。
変化することを否定的に捉えてはいけない。
人が人と会し交わることによって、感性は変化しながら育っていくのだから。