私の「メディア力」

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』で、山田ズーニー氏は
自分の言っていることを相手に理科視してもらうには、
内容の正確さや熱意などのほかに、
情報発信者としての「メディア力」が必要だと言っている。


「メディア力」がある人の言っていることは信用される。
しかし、「メディア力」の備わっていない人の言うことは、
まず疑ってかかられる。


「メディア力」とは、信頼度。
「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」。


「メディア力」は、個々人の資質によるところが大きいが、
社会的地位や、対象になっている事柄での経験値で
大きくなったり小さくなったりもする。


「メディア力」がない者は、日々の努力で信頼関係を築きあげていくべき。


田坂広志氏も、いろんな著書で
「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」が
これからは大事なことになると述べていた。


インターネットの普及した現在では、常に情報が溢れ、多くが消化されていない。
これからの社会では情報が価値を失っていく。
似たような情報が氾濫する中で情報の価値を決定するのは、「誰が言ったか」である。


田坂氏は、これからの社会で大事なのは「個々人のパーソナリティ」だと言う。


田坂氏の著作を読み漁っていたときは、氏の一言一句に共感したのだが、
具現化する方法が分からなかった。


「個々人のパーソナリティ」をどうやって磨くのか。
どうやって社会に対して自分をアピールしたらよいのか。


ためしに思っていることを書いてみても、うそ臭い。


でも、山田ズーニー氏の本を読んで、
最初の一歩をどう踏み出せばいいのか分かった気がする。
もう一度読み直さなければならないが。。