行動力を保つ源

日曜のNHKスペシャルは、ゲーム業界の開発競争を取り上げていた。


何年か前までは、ゲームといえば日本の独壇場だった。
しかし、国際間競争が激しくなり、
もはやゲームは日本のお家芸というものではないらしい。
アメリカでは、ゲーム開発ツールを作成・販売している会社もある。


そんな中、福岡のゲームソフト開発のレベルファイブという会社が、
スタジオジブリと組んで新しいゲームを開発していると言う。


レベルファイブの代表者は、日野晃博氏という、
ゲーム業界では有名な人間だそうだ。


レベルファイブスタジオジブリとのコラボをどう思うか
何かのイベント会場(たぶんレベルファイブの新作発表会場)で
業界人に対してインタビューしていた。


  ゲーム情報誌 出版社社長 浜村弘一
   「 ジブリって、今までゲームの世界とちがうところにいた。
     ゲーム業界で言うと、ある意味奇跡が起きている。       」


  ゲームクリエータ 稲船敬二
   「 世界を攻める意味で、ゲームだけで攻めない。
     日本のアニメっていう世界に通用するものとうまくタッグを組む。
     それを考えるだけなら誰でもできる。
     それを実行できるのってそんなにたくさんいない。
     彼の実行力ってのは、この日本のゲーム業界を変えますよ。   」


もちろん、日野氏にゲーム開発の実力があって、
発言に説得力などを兼ね備えているから
スタジオジブリとのコラボは実現したのだろうが、
決め手はやっぱり彼の行動力だ。


では、行動力を保つ源は何なのだろう?
義務感であるわけがない。ゲームに正義感も必要ないはず。
単に楽しいことをやりたいだけだろうか?


熱い思いを常に保ち続ける秘訣を知りたい。