2011-01-01から1年間の記事一覧

絶対文章感

ここんとこ、図書館で文章読本の類を漁っている。 ありきたりでつまらない本、説明がわかりづらい本が多い中で、 『耳と文章力』(丸山あかね)という本を手に取ったら、 面白いので読み耽ってしまった。 他の本が、作文技術的なことやネタ探しの方法につい…

写経のようにサラサラと文章を書きましょう

香山リカの文書読本が図書館にあった。 彼女が説く文章創作技法は、題名にもなっている写経のように、 サラサラと文章を書きましょう、でした。 香山氏は、リズムを最優先にして執筆をしているとのこと。 パターンに「ことば」を当てはめてしまえば文章は書…

イメージのできる人間

宮崎駿・吾郎親子を取り上げた番組をNHKで放送していた。 「巨匠の息子」というレッテルを貼られてしまう吾郎氏が、 『コクリコ坂から』の製作で味わう苦労や葛藤の表情を追い求めた番組だった。 プロデューサの鈴木氏は、 以前『ゲド戦記』で吾郎氏を抜…

「テーマ」と「題材」はちがう

『エッセイ脳』(岸本葉子)を読んでいて気づいたこと。 著者がエッセイの依頼を受けるとき、ほとんどの場合テーマが決まっているらしい。 そして、テーマに沿った文章を創るために、まず最初に題材をさがすと言う。 本では、著者が「恋文」というテーマで …

エッセイの流れ

『エッセイ脳』(岸本葉子)を図書館から借りてきた。 まだ、最初の方しか読んでいないんだけれど、 文章の書き方では金科玉条となっている「起承転結」について面白い解説している。 エッセイに限って言えば「転」が「結」の役目を果たすので、「結」は重要…

信者が目覚めるとき

昨日、平田オリザ氏の本を読んでいた。 氏の著作は『演劇入門』や『話し言葉の日本語』を既に読んでいる。 その二作品から、平田氏が自分と同年代なのに 日本語への探究心や世相に対する洞察に対して感銘を受けていた。 10年以上前に雑誌で連載していたも…

展開を予測しながら

『ハウルの動く城』のDVDをレンタルして観た。 プロデューサ鈴木俊夫氏の本を読んだ影響からだけれど、 宮崎駿作品を観るのは何年ぶりだろう。 今までに観たのは『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』だけ。 たぶん、10年以上は間隔が開いている…

天才は努力家

『仕事道楽』(鈴木俊夫)を読んだ。 鈴木氏は、宮崎駿氏・高畑勲氏と一緒にジブリ作品を製作してきた人で、 宮崎氏や高畑氏との付きあいの歴史が語られている。 丁々発止のやり取りも、一度や二度ではなかったようだ。 読後に感じたことは、 「天才ってのは…

明るい方向に導く

『ネットビジネスの終わり』(山本一郎)を読んだ。 ネットの出現で「情報革命」が叫ばれ、 多種多様なネットビジネスが出現したかと思えばいろんな理由で消えていった。 ネットバブルがはじけ、新しいタイプのベンチャー企業は ここ10年、出現していない…

半額セール

昨晩、近所のTSUTAYAに行った。 「旧作品DVDレンタル半額」のメールが来たから。 「半額」とか「割引」と聞くと、 レンタルでも牛丼でもハンバーガーでも、 セール期間中に一度は利用しないと損した気分になる。 そんな貧乏性のため、この一ヶ月の間にマ…

「課金ポイント」を後ろにずらす

『ほぼ日』の「目と目を合わせるメディア論」から。 平野 Ustream中継をやってると心配してくださる声が聞こえてくるんです。 あれだけ音質のよいものをナマでぜんぶ聴かせちゃって、大丈夫かと。 ようするに、見に来る人はいるだろうけど、そのためにCDが…

相当TVに洗脳されている

先日、岡田斗司夫氏の本『オタクはすでに死んでいる』について取り上げた。 岡田氏は、「オタク」というのが ・市民権を得られないけれど、そのような状況を甘受していた第一世代 ・市民権を得られるよう活動していた第二世代 ・市民権のことなどまるで気に…

速読本の洋書版

『洋書を読んで億万長者になりなさい』を読んだ。 以前、ブックオフで105円で買ってそのままにしていた本だ。 本棚を整理していたら出てきたので、 一度は目を通しておこうと思い、手にとってみた。 洋書(アメリカ)には翻訳されていない良書がたくさん…

本を読んでも記憶していない

岡田斗司夫氏の本『オタクはすでに死んでいる』を3,4日前に読み終えた。 相変わらす軽快なノリで、読みやすい語り口だった。 その読後感想文をこのブログに書こうと思っていたんだけれど、 日常の出来事を書いた。 話題にするのを避けていた理由はない。 …

「いけない、朝だ!」

「いけない、朝だ!」 目の前のTVが、ニュースの中のプロ野球の結果を流そうとしているところだった。「TVつけたまま、うたた寝して朝になってしまった。」と、 目が覚めた瞬間は思ったのだけれど、画面に映っているのは夜9時のアナウンサーたち。 「あ…

やらなくていい失敗

昨晩、自分のミスでトラブルがあった。 言い訳をすれば、いつか起こる事故だったとも言えるが、 もっと気をつけて行動していれば、防げた事故だった。 他の人に迷惑をかけてしまった。 相手の方は、優しい方だったから 頭ごなしに怒られるようなことはなかっ…

今朝、地震があった。

今朝、地震があった。4時前だったと思う。 あまり大きくはないのだけれど、寝ていて気持ちが悪い。 起きてTVをつけたら、「コパアメリカ」の国歌斉唱の場面だった。 サッカー中継の画面上部にテロップが出る。 宮城や福島の方の地名が多く出ているので、 …

痒くて目が覚めた

真夜中、寝ていたら足首やら手の甲やらがやたらと痒くなって 我慢できずに起きてしまった。 2時半だった。 確か寝たのが12時過ぎだったから、2時間半しか眠っていない。 尿意をもよおして起きることは、しょっちゅうだけれど トイレ以外で、早々と目が覚…

どこでも寝てしまう

今日起きたのは9時半頃すぎ。 目覚ましで、8時前に布団からは出たんだけれど、 そのままリビングのTVをつけて、床に横になってしまった。 8時半頃目が覚めて、「ああ、、、もう8時半だ」と思って もう一回目を開けたら9時過ぎになっていた。 我ながら…

久々に涼しかった

昨晩は、久々に涼しかった。 扇風機をつけないで寝られた。 新居に引っ越してから約1ヶ月、猛暑の日々が続いたが、 クーラーは動作することをチェックしただけで、全然使用していない。 節電モードだから、というわけだけではなく、 もともとできるだけ我慢…

健康のありがたさ

左足ふくらはぎが肉離れになってしまった。 エアロのレッスン中、今まで何回もやってきたポールチェンジで 着地するとき、左足を着こうとすると、カクンときた。 アレッという意識とともに、左足は反射的に爪先立ちになった。 痛さを感じなかったので左足を…

「価値なし」の烙印を押された本

昨日は、女子サッカーワールドカップを、 早朝起き出して決勝戦の前半途中から見て 優勝決定の瞬間→表彰式→インタビューなど、 なでしこ三昧の一日だった。 予定していた粗大ゴミ持込、ブックオフ持込、 購入済みの下駄箱引き取りをしたのだけれど、 3時間…

自転車がパンクした

一昨日の昼間、近所のショッピングモールに行ったあたりから、 自転車のタイヤの空気が甘くなっているのを感じていた。 でも、そのまま何もせずに帰ってきた。 夕方また出かけるとき、乗る前にタイヤに触ったらずいぶん緩かったんだけれど フィットネスクラ…

平田オリザ氏の著作を借りてきた

平田オリザ氏の『演劇入門』を読んだ。 結構面白かったんだけれど、いい加減な読み方なので、 今ここでキチンと紹介できない。 まぁ、一番記憶に残っているのは テーマを決めてから演劇を書こうとするのはダメ、ということ。 (オリザ氏はダメっていう表現じ…

ヒット作を作る人

『ポケモンストーリー』を昨日から読み始めたんだけれど、 「ポケモン」って、自分より2,3才年下の、 同年代の人のアイデアが元になって製作されたゲームだったんだ。 少年時代にインベーダーゲームにはまって、 ゲームフリークになり、高校生のときに攻…

古本屋の魅力

昨日、先月まで住んでいた地域の隣町にあるブックオフに入った。 その店では、105円コーナーでしか買わないことにしているんだけれど たまに掘り出し物がある。 田坂広志氏の著作を初めて購入した店で、 それまでは、田坂氏の名前を知らなかった。 最初に…

「デブでオタク」キャラクター

映画『スーパー8』について、もう一言。 主人公の少年の親友に、 映画製作は趣味の男の子が出てくるんだけれど、 まだ12才そこそこのくせに脚本に無性にこだわる「オタク」的少年を ポヨンポヨンに太った子が演じていた。 太っていても、少年だからそれが…

田坂広志氏の著作を見つけて

昨日、近所のブックオフが500円セールをしていた。 セールのことなんかすっかり忘れていたのだが、 夕方たまたま店の前を通りかかったので、 「立ち寄らなければ損!」という感情が沸き起こり、店の中に入ってみた。 松岡正剛氏の本をすぐに見つけ、購入…

『スーパー8』を見た

映画『スーパー8』を見てきた。 スピルバーグ作品を見るのは、『インディーズ4』以来か。 宣伝やネット上で見かける批評を読んで、少々期待していたので ちょっとガッカリ。 スピルバーグ作品だから、 特撮のオンパレードで「ほら、どうだ!」というような…

パソコンが重くなってきた

パソコンが重くなってきた。 ネットなんかやっていると最悪。 このブログを書ているときも、 日本語変換された文字が画面に映し出されるまでにはキー入力をしてから 2呼吸または3呼吸の間がある。 そろそろかえ時か? 10年近く付き合ってきてくれたこの…