半額セール
昨晩、近所のTSUTAYAに行った。
「旧作品DVDレンタル半額」のメールが来たから。
「半額」とか「割引」と聞くと、
レンタルでも牛丼でもハンバーガーでも、
セール期間中に一度は利用しないと損した気分になる。
そんな貧乏性のため、この一ヶ月の間にマクドナルドの
Lサイズジュース100円セールを5回以上は利用している。
で、夜11半もまわった頃にTSUTAYAに行って、
以前気になったDVDを18禁コーナーから取り出し
レジカウンターに持っていった。
胸に実習生という札を貼った店員が、
DVDのバーコードを読み取り、
会員カードを通し、一日か一週間かを尋ねてくる。
といつもの手順を進めていく。
その間、店員の手さばきを見つめながら、代金を言われるまでの不安感。
「クーポン提示しなくていいんだよな。」とか、ネガティブなことばかり気にする。
「代金は190円になります。」
ほっとする安堵の後すぐに「アッ」ということばを心の中に発した。
「ああそうか、この店は通常380円なんだ。」
以前住んでいた町のTSUTAYAは通常350円だった。
だから、半額セールは175円。
「190円じゃ、100円セールやっているレンタル店の倍じゃん。」
よく考えずに半額セールに飛びついたため、損した気分で店を出た。
借りたDVDは、100円セールの店には置いてないんだけれど。