人間の観察
今日も、宮崎駿氏の語録。
若いアニメータたちの作成した絵をチェックしていて、
「 (若いアニメータたちは)絵を描きながら、
子どもたちの動きを思い浮かべていない。
ふだん、子どもたちを観察していない。
(彼ら自身の)自我しか興味がないんだな。
日本のアニメータはほとんど、人間の観察が嫌いなんだ。 」
考えたり思い悩むことは必要だけれども、
答えが出ないとついついサボってポケッとした時間を過ごしてしまう。
一足飛びにかっこいいことに手を出して失敗するよりは、
愚鈍かもしれないけれど、基本的事柄を一歩ずつ歩むべきなのだろう。
慌てて走り出すのではなく、その前に観察という作業を、
もっと忠実にすべきなのだと思う。