誰でも物語れる

今、大塚英志氏のストーリーメーカーを読んでいる。
                         
今は、大塚氏にはまっていて、図書館から3冊借りている。
本当はもっと借りたいんだけれど、他にも押さえておきたい著者がいるので、
3冊でおさまっている。
                         
物語の基本構造を知ることで、誰でも物語を作ることができる、と大塚氏は語る。
                   
確かに物語を作るのに、文法というかルールのようなものがあるのならば、
ルールを最初に学ぶのが、原則だ。
                   
物語や小説って天賦の才だったり、波乱万丈な人生経験を送った人や
感受性の強い人しかできないものと、諦めていたが、
努力すれば、あるレベルの物語は書ける、と大塚氏は言う。
                             
今の自分は、説明文でも何でも文を書こうとすると、
机に向かってウンウン唸ってばかりで、なかなか筆が進まない。
一語一語を捻り出しているので、数行の文を書いただけで、
精神的に疲れてしまう。
で、苦労の末、何時間もかけて出来上がった文は、
日本語としてのできが酷いものなのだが、
言いたいとこが、文の最初と最後でチグハグになってしまったりする。
                    
でも、大塚氏の言うとおりに、
モノを組み立てるときにあらかじめ決められた部品を
決められた箇所に当てはめていくように、
物語を作り上げていくことができるのなら、
物語をつくることが楽しくなるはずだ。
                        
でも、何を物語ろう?