自分でやる

葉っぱビジネスの横石氏と、糸井氏との対談から糸井氏の発言。
                    
  (山に)登ったことのある人が、「皆さんに」って言いながら、
  映像を見せてくれたり、写真を見せてくれたり、
  苦労話を聞かせてくれたりすると、
  ぼくらはあたかもエベレストに登った経験があるように思ってしまうんです。
  本当に登った人じゃないと、わからないでしょう?
  ヘリコプターで登った人もそうです。
  歩いて登った、その途中はわからない。
  つまり、どう言ったらいいでしょう‥‥ヘリコプターで登っちゃった人は、
  やっぱり「得てない」んですよ。
                       
  1から考えるっていうのは今、人がいちばん苦手なことなのかもしれない。
  「8合目までヘリで行かせてください」って言っちゃうんですよ。
  正直を言うと、ぼくもそれをやったことがあるんです。
  8合目まで誰かに助けてもらったことは、
  たいていの場合、うまくいってませんね。
  で、逆に自分ではっきり1からやったことは、ほとんどうまくいってます。
                   
最初から楽をしようと思っちゃいけない。
最初から何でも教えてもらおうと思っちゃいけない。

まず、自分の頭で考える。
いろいろ考えて考えて、試してみる。
             
人の意見を聞いてみるのはいいことだけれど、
「自分で考える」ことはサボったらダメ。
人のアドバイス通りにやって失敗しても、
そのアドバイスを受け入れた自分がいけないんであって、
教えてくれた人に文句を言ってはいけない
                             
自分で考えたことだったら、
途中を他人に任せたりしても問題ない。
その人が自分の世界の範囲を広げてくれるかもしれない。
                        
でも、最後は自分で責任を持つこと!