「働いていて楽しい。」という感情

bk1の店長である安藤哲也氏と、糸井氏の対談から。
  
  スタッフの顔が、いちばん気になるんです。
  本屋は特に接客ですから、彼らの表情が販売を決定づける部分もありますし。
  どうしたら、いい顔にできるのか、と言いますと、バイト代が高いとか、
  働く空間がキレイだとか、そういうことではないんです。
  
  やっぱり、ボスというか、その場を仕切っていく人間のメッセージが、
  スタッフに通じた時に、はじめてうまくやっていけるんだと思います。
  いまは、書店だけではないですけど、さまざまな商売において、
  どこでも、スタッフが疲れているというか、
  プライドを持ってやっている人が少なすぎると感じるんです。
                       
売上げを伸ばすには、
お店の雰囲気がいい、ということが大前提。
雰囲気を作るのは、そこで働くスタッフの笑顔であり、挨拶。
そのような笑顔や挨拶を自然と沸き上がらせるのは、「働いていて楽しい。」という感情だ。
                         
では、どうやったらそのような感情が生まれるのか?
どうやら、お金やら洒落た環境ではないようだ。
                          
リーダーや周りの仲間と、意識を共有できるか、に鍵があるようだ。