依存しない生き方

今日も、『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』での糸井氏の発言。
                      
  でも、その覚悟は、仕事をするあなた本人が選んだことのすべての責任をとる、
  という意味では、ごくごく当たり前に必要なものだと思います。
  それは、やはり日本全体が変わっていかないとわからない。         
  今ぼくは「依存」という言葉に興味があるんです。依存をしていると、
  生きていけない時代なんだ、というか....。  
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  依存の例をたくさん見ていると、自立というものの難しさと重要さを、
  改めて感じますよね。だから実は、自立していないと、
  本当に生きている甲斐のないところまで落ちちゃうぞ、と、
                       
会社を辞めて、もう何年になるだろう?
たしか、2000年問題の2年後くらいだから、8年くらい前か。
                    
辞めた当初は、元の会社で知り合った人の紹介で、
フリーの出向という形で、なんとか食いつないで来れた。
                  
それでも、出向先の方針に従わなければいけない立場に疑問が生じ、
同じ仕事内容でも出向先の正社員の給料との差額に憤慨して、
5年前、それも辞めてしまった。
                  
   「会社組織に依存したくない」
            
そういう気持ちだけで、組織から逃げ出したが、
自立する術を持っていなかった。
                   
糸井氏が言うように、「依存しない生き方」を選択したまでは正しかった。
でも、それと引き換えに、「自立する」という困難を、甘く見ていた。
           
   「なんとかなるだろう」
             
「なんとかなる」ためには、「なんとかする」行動をしなければならない。