最高の場面に持っていく方法
「ほぼ日」の『いろどり』で、横石知二氏と糸井氏の対談から
横井氏の発言。
「いろどり」をやっている人たちが強いのは、
やったことが必ず評価されるからです。
人がいちばん大事なのは評価されることです。
人が評価されないと、やったことが、直結しないし、
それどころか無駄になる。
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「場面」という言葉をぼくはよく使うけど、
この菖蒲さんの柿の木にとって、実(み)は最高の場面じゃない。
この木が最高に輝ける、最高の場面が、
葉っぱの、赤く色づいたところなんです。
緑の葉の状態では最高の場面じゃないし、
実(み)も最高の場面じゃない。
最高の場面、最高の状態って、なんや?
それを、この町の木一本一本、ここに住む人たちひとりひとり、
町全体に、やっていこうと思たんです。
ものはなんでも
「最高の場面に持っていく方法」が重要やね、やっぱり。
自分にとっての最高の場面は何か?
他人に評価されることって何か?
こっとだけ考えては、すぐに飽きてほかの事をしている。
もっと、横井氏のように
四六時中考え続けなければいけないのかもしれない。