行動することは、つけた知識を完成させること

「ほぼ日」の『社長にきけ』で、
パソナ社長の南部靖之氏と糸井氏との対談から。


  吉田松陰の座卓の後ろかどこかにあった掛け軸に、
  こんなことが書いてあったんです。


  「知識をつけることは、行動することのはじまりであり、
   行動することはつけた知識を完成させることである。
   行なわなければ、知っているとは言えない。
   知っていても行なわなければ、知らないのと同じである。
   知って行なってこそ真知だ」


  行動することは、つけた知識を完成させることなんだ。
  もう、「これだ!」と思いましたね。
  しかし、僕は、こりゃ長いな思いまして(笑)
  「迷ったらやる」と、自分の言葉に置き換えました。


「行動することは、つけた知識を完成させること」
名文句だ。


知識は行動のための準備作業でしかない。
知識が目的になってしまってはいけないのだ。
それなのに、ほとんどが知識を取得することだけで疲弊してしまう。
で、結局その集めた知識を編集してお仕舞い。


では、どうやって、行動まで持って行くか?


精神力と言ってしまえば、それまでだ。
思うに欲動(drive)が、彼らを突き動かしているのではないか。
ことを成し遂げた人たちというのは、
常に何かしらの欲動(drive)がある、と感じる。


欲動が、行動を後押しする。


欲動って、どうやったら得られるのだろう?
っていうか欲動って、そういうものなのかな?


南部氏の発言からは、ずいぶん逸れちゃったけれど。