アルファブロガー』の中で、橋本大也氏が
IT利用全般に対する心構えとして、
「ネガティブなことを書かないこと」と言っていた。


  (公的なブログはもちろん)私的なメールでも、悪口を書かない。
  いつ漏れるかわからないし、どういう文脈で使われるかわからない。


『芸術脳』の、茂木健一郎氏と佐藤雅彦氏の対談にて、
ネット上での誹謗中傷の発言が氾濫していることに触れて佐藤氏が、  


  悪意って人に受けるんですよ。目立ちますし。
  ネット上でも広告の世界でもそう。
  コマーシャルにちょっと悪意を入れると話題になって目立つ。
  汚い言葉など変わった言葉がちょっと入れば簡単に話題になる。


他人のことを批判をするのはかまわないが、
相手にとって、次につながる批判を心がけなければならない。
上を向くような言葉を投げかけなければいけない。


ついつい、ネガティブな言い回しをして、悦に入ってしまいがちだが、
言葉は、一度発したら勝手に一人歩きしてしまうこと、
ときとして、言葉は凶器となりうることを、
常々、自覚していなければならない。