コンテンツについて

神田昌典氏のメルマガ「仕事のヒント」で、昨日送られてきた内容

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     お客様に役立つ情報を発信していれば、
     自動的にビジネスはコンテンツ化していく。

     利益をあげるためには、モノに加えて、精神的な豊かさを
     実現するコンテンツを提供しなければならない。
 
     コンテンツをつくるために重要なことは、
     お客様に役立つ情報を発信するという
     はじめの一歩を踏み出すことである。

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自分に当てはめてみると、
相続手続きについて特化した
ホームページを立ち上げようとするならば、
単に「必要書類」や「法定相続人」といった項目でページ分類をして、
個々の説明をするだけでダメ。
そんなのは所詮、売る側からみた商品説明だ。
どこの事務所のHPにも載っている。


読んだ人が、相続業務を依頼をした時の、明るいイメージが湧くような内容が必要。
実績などを掲載することで、安心感を与えられたら最高である。


でも、実績の乏しい者には、それができない。ウソはつけない。


じゃあどうすればいいのか?


自分に提供できる情報で、お客(となってくれそうな人)に
提供できることって何なのか?


  ・お客様が何をほしがっているのか、自分はわかっているのか?
  ・ほしいものの優先順位は?
  ・ベテラン先生のHPの説明で、お客様は納得しているのか?
   (もしかしたら、難しい専門用語に辟易していないか?)
  ・イラストや、4コマ漫画、動画を利用すれば、
   わかりやすい説明をできるのか?(自分にイラストが描けるのか?)


田坂広志氏が『プロフェッショナル進化論』で書いていた、
「知識ポータル」の戦略
   「あのサイトに行けば、そのテーマに関連するすべての知識が整理されて集まっている」
   「その専門知識に入りたいなら、まず最初に、その世界の見取り図と概観を提供してくれる、
    あのポータルサイト(玄関サイト)に行くべきだ」


ハッキリ言って、田坂氏の提言を実践しようとするならば、相当の覚悟が必要である。
今の自分の技量では、調査・分析してからキチンと咀嚼して、情報として発信するには、結構な年月がかかるだろう。
もちろん、知識ポータルサイトを目指すべきなのではあるが、遠くの高い頂にチャレンジする前に、まず今の自分が持っているもの、今の自分でできること、を認識しなければならない。
そうでなければ、徒労に終わる冒険をして、時間を浪費するだけである。