営業戦略妄想

以下、自分の仕事を軌道に乗せるため、勝手に想像した世界で、勝手に妄想しています。


想像してみる。


祭りの日、参道には出店が並んでいる。どの店も綿菓子を売っている。
私がその一角に、店を出すこととなったとする。売る物は、綿菓子。


他の店は、皆、ベテラン。こだわった味付けの店や、量が多いのを宣伝している店もある。


つい最近、ノウハウを教わったばかりの私は、どのようにして売ろうとすれば良いのだろう?


客足の止まりやすい場所、ほとんどが気にも留めずに通りすぎてしまう場所があるが、想像上の通りには、場所的有利不利はない。


思いついた答え
1.安売り。
2.とにかく「呼び込み」。
3.トッピング・味付けを増やす。
4.「激カラ」味など、際立った味付け。
5.綿飴作りの体験コーナー。
6.材料に、「無添加」「無農薬」などを謳う。
7.犬やうさぎなどの形をした綿飴。
8.綿飴の歴史、文化について宣伝する。


自己採点

1.「安売り」について
安売りやっても、体力消耗するだけ。値下げして安売りに張りあってる店がなければまだしも、もし安売り合戦になったら泥沼。


2.「とにかく「呼び込み」」 について
地道な営業活動が、売上げの基本であるのはわかるけど、やはりなにかセールスポイントがほしい。


3.「トッピング・味付けを増やす」について
味付け増やすと、かえって客が迷うのではないか?
ラーメンのように「しょうゆ」「塩」「味噌」の定番3種類くらいが、ベストだとおもう。そのくらいなら、在庫管理も楽。


4.「「激カラ」味など、際立った味付け」について
味がよければ売れる可能性はある。一過性のものではあるが、出店なんて1日か2日限りのもの。でも、受け入れられなかったら悲惨。


5.「綿飴作りの体験コーナー」について
ものづくり体験は、子供にとくに受けそう。しかし、綿飴機械をその間たった一人に独占されてしまうから、時間効率が悪くなる。
ポータブルな小さな機械をいっぱい店先に並べて、同時にたくさんの人に楽しんでもらえるように工夫が必要。


6.「材料に、「無添加」「無農薬」などを謳う」について
「無農薬」などは、確かに受けると思う。売価を高くしても、納得してもらえるハズ。
ただし、認めてもらうには、中途半端はいけない。少しでも農薬を使用していたら、それは「減農薬」である。それに対して、価値を認めてもらえるかどうかは不明。もちろんウソはご法度。


7.「犬やうさぎなどの形をした綿飴」について
このような加工が可能かどうか調べていないが、それなりのレスポンスはあるのではないか?
形をつけるのに、あまりにも時間がかかるようだったら自己満足の域を出ないが、他店との差別化には、いちばんわかりやすい。


8.「綿飴の歴史、文化について宣伝する」について
他店との差別化には何も貢献しない。一般の人に共感させるような事柄
があれば、綿飴業界全体のためになるかも知れないが、、、、。


以上、「じゃあ、どうすんの?」となってしまういつもの勝手な営業戦略妄想でした。