蔵書の処分

引っ越すにあたり、たくさんの蔵書を整理した。
                     
絶対必要としないという本はともかく、
いつか読むだろうと思って買ったが、まったく読まなかった本がある。
また、一度は夢中になった著者、影響を受けた評論家などの作品も数多くある。
一時は、その人のことを全て知りたくて、
アイドルの追っかけのようにほとんどの著作を購入しまくっていた。
でも個々何年かは全くその人のことばを聞こうという気にならない。
                    
そんな本、過去の異物なのだから処分すればいいのに、
一冊一冊手にとってみると、なかなか踏ん切りがつかない。
             
「今後、この本を読むことはあるか?」
「今後、この本を必要とすることはあるか?」
                        
そういう気持ちで手に取り、表紙をみると、ずいぶんの数の本とお別れができた。
みかん箱9箱になった。

ブックオフに持ち込んだら240冊が売れ、9800円になった。
                       
引っ越し先で、残った本をもう一度吟味すれば、さらに20冊〜30冊の本は
不要と判断できるはず。
買取れないと言われた約20冊を引き取ってきたので、
それらと一緒に引越し先の近くのブックオフに持ち込んでみよう。