2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

情報収集の先にあるもの

『「日本型」思考法ではもう勝てない』で、平尾誠二氏の気になったことば。 「 日本のスポーツ界ではなぜか個人の動作精度のことをスキルと表現するんですが、 実際はこれに状況判断というものが加わってこないと、本当の意味での能力、スキ ルにはなってこ…

価値観の転換

『ぼくたちの洗脳社会』(岡田斗司夫)で、堺屋太一の『知価革命』を批評している。 「 官僚出身で経済評論家である彼としては、「売れること」「儲かること」 「企業が大きくなること」「日本経済が成長すること」が絶対の正義であ り、どうしても疑えない…

専門化しないと本当に生き残れないのか?

『デジタルな経済』(伊藤元重)を買った。 夜の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト」などに 出演している経済評論家の著書だ。 初版が2001年3月だから、約10年前の説。 インターネットによって、消費者は得たい情報を得られるようになっ…

「消費者ニーズ」

既に読み終えている『「創刊男」の仕事術』(くらたまなぶ)をパラパラめくった。 「マーケティング本などで、 「消費者ニーズ」ということばが、よく語られるが、 「消費者ニーズ」は誰でも語れるものであれば、 明らかにすることができるものであれば、誰…

自分にとっての価値観

一昨日、秋葉原のブックオフに行ったとき、 お目当てだった山田ズーニー氏の著作は買わないで、 田坂広志氏の著作を2冊買った。 ・これから働き方はどう変わるのか (初版 2003年10月) ・これから市場戦略はどう変わるのか(初版 2000年7月) …

規格外の米を売る

今朝のニュースで、 今年の猛暑が米農家に大打撃を与えているという内容を放送していた。 埼玉のブランド米「彩のかがやき」は、 今年収穫された新米の約7割が規格外だという。 そのため、例年より大幅に安い小売価格で販売されている。 割安感から社員食堂…

コミュニケーションの橋

『伝わる・揺さぶる!文章を書く』を読み始めたばかりなのに、少々疲れてしまった。 書いてある文字を読んでいて、なぜか辛い。 著者の意見に反感があるわけではない。 気に入った著者の作品を一度に追っかけていると現れる症状だ。 揺り戻し。好きになった…

文章を書くときのスタート地点

先程の記事で、 「「問い」の内容によっては、すぐに答えの出ないものもある。」 という文を書いた後、最初は以下のような文章を続けていた。 答えられないからと言って、借物の正解で済ませてはいけない。 分からない場合は、正直にわからないと白状する。 …

「問い」を立てることは、自分の頭で考えること

『伝わる・揺さぶる!文章を書く』(山田ズーニー)を買った。 ここ数日は、山田ズーニー女子にゾッコン。 まだチョコットしか読んでいないが、 「問いを立てる」ということから始まっているのは昨日紹介した著作と同様。 「学問も、問題解決も「問い」の発…